ケチとは違う?倹約して資産を増やす方法

こんにちは、カヲルです!

今回は倹約をテーマに扱いたいと思います。

みなさん倹約と聞くとどのようなイメージを持ちますか?

「なんかケチくさくて人に嫌われそう。。。」

「ケチってばかりだとみっともないよ!」

「みみっちくて最低!」

「好きなときにお金を使えないのは人生つまらなそう。。。」

などなどいろいろイメージがあるかと思います。

これはケチと倹約がごちゃ混ぜになっているからだと思います。

辞書を引くと下記のように書かれています。

ケチ(Stingy)

・金品を必要以上に惜しむこと。しみったれなこと。

・みすぼらしいさま。心がせまく、くだらないさま。

⇒ ケチには節約家のようなポジティブなイメージはありません。

倹約(Frugal)

・費用を切り詰めて無駄遣いしないこと。節約。

⇒ 倹約家はお金を無駄使いしないポジティブなイメージがあります。

無駄使いしないというところは特に日本人には美徳とされますね!

この記事では当然ケチは目指しません!

倹約の目的

では、倹約は何ために行うのでしょうか。以前、老後2000万円問題というものがとりざされたことがあったかと思います。年金開始年齢も引き上げられ、長生きすることにより定年後の生活費、医療費や介護費用などが重しとなり経済的に困窮する「長生きリスク」というのも年々増加しています。

また、少し前にはFIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的自立と早期リタイア)というのも流行りました。これは若いうちに一生懸命働いて投資元本を稼ぎ、その投資の運用益で生活できるようになった段階でリタイアするというものですね。

FIREされる方は稼ぐ力が大きく、仕事自体が好きな方(好きになってしまう方)も多いので結局完全にはリタイアされない方も多いようですが、会社員として縛られた生き方より魅力的に感じますね。

また、会社員は人間関係のストレスを強く感じている人も多いのも理由の一つとして考えられるかと思います。

どのような生き方をするにしてもお金の重要性はこれからますます大きくなってくるかと思います。

倹約の仕方

倹約をするには無駄使いしている人の行動を学べば、それをしないことでお金を溜められます。

お金が貯まらない人の特徴として下記があります。

①.ファーストフードをよく食べる

ハンバーガー、牛丼、ラーメンは美味しいのは分かりますが、決して安くはありません。また健康面にも悪影響がありお金の使い方としてうまくありません。

また、直接の因果関係はありませんが、だらだらとした生活になりがちです。

②.ローンやリボ払いで衝動買いしてしまう

リボ払いのときの手数料(金利)は年率15%程度です。銀行に預けた場合の通常預金の金利が0.001%ですのでとんでもない率です。これではお金は貯まりません。

お金は借りる側ではなく貸す側(投資家)になりましょう。

③.高額な保険に加入している

自動車保険や火災保険は必要です。しかし、自動車保険を代理店で契約している場合はネット型の安い保険にしましょう。

また、車両保険は非常に高額です。車両保険に入らなくてもよいように維持費を含めたお金を確保してから自動車を購入するようにしましょう。

都市部など自動車が絶対必要というわけではない地域では手放すのも手かと思います。

生命保険に関しては一般的には掛け捨て型のもので十分だと考えられます。

貯蓄型保険は中身はぼったくりの投資信託になっているので絶対に契約しないようにしましょう。

④.サブスクを大量に加入している

動画や雑誌その他いろいろなサービスがありますが、中にはどのサービスに加入しているか分からないくらい加入している人もいます。

サブスクは多くても3つくらいに留めましょう。

⑤.固定費が多い

スマホやインターネットなどの通信料、賃貸の場合は家賃など毎月かかるものを圧縮するだけで年にすると大きなお金が節約できます。

スマホ代は格安のSimに切り替え節約しましょう。

家賃は家具や物を減らし、小さな物件に引っ越しましょう。ミニマリストの方は家賃の圧縮のためにやっている(始めた)方も多くいます。

これらを止めるだけでも数万から数十万を節約できる人もいます。こうした節約した資金を投資に回すことでお金を増やすことができます

また、節約をする際には先取りして資金を用意するようにする必要があります。月末に余ったお金を投資資金に回しているようだと一向に溜まりません。

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投資の考え方

まず最初にイメージされるのは株式のデイトレードやスイングトレードだと思います。この世界は9割以上の方が負けていると言われています。安易に手を出して火傷しないようにしましょう。

また、FXや仮想通貨はさらに厳しい世界です。まず手を出さないほうがよいでしょう。

ではどうしたらいいか。それは20年や30年の長期投資が良い選択肢になるかと思います。これは世界の人口増加による世界経済の伸びを期待するものです。

世界の人口は2022年現在79.5億人ですが、2100年には110億人になると言われています。過去のS&P500などの指数を見ても長期では世界経済は伸びています。

引用元:国連世界人口推計2017年版

このことからデイトレードやスイングトレードのような短期投資では負ける確率は高いですが、この世界経済の成長に乗っかることで、20年や30年での長期投資では負ける確率はかなり低くなります

とは言え、長期投資をしようと心に誓っても短期ではそのときの景気動向などによりマイナスになる場面は多くあります。そのときに耐え切れず売ってしまうと大きな損を出すこともあります。最初は少額から定額で積み立て慣れていく(メンタルを鍛える)ようにしましょう。

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さいごに

最後に積み立て額が大きくなっていくと心にも余裕がでてくるかと思います。

また、倹約ですが悪い倹約(いわゆるケチ)があることも覚えておくことが必要です。

それは人生は一度きりだということです。人生は毎日が本番だと思い、思い出づくりに必要な交際費などはむやみやたら減らさないようにしましょう。