こんにちは、カヲルです!
4月25日から5月11日まで東京都、京都府、大阪府、兵庫県で3回目の緊急事態宣言が出されていますね。
GWは基本的に家で過ごしている方が多いかと思います。
少し前になりますが昨年漬けた梅酒を飲み切り、今年はいちご酒を漬けましたので作り方をシュアしたいと思います。
いちご酒の漬け込み時期
いちごは11月頃から市場に出回り始め、5月頃までがシーズンかと思います。
鍛高譚(しそ焼酎)などを出しているオエノンさんのHPを見ても3月から6月頭までがイチゴの出回り時期になっていますね。
イチゴ酒は漬け込み期間が短く、1か月ほどで飲めるようになるようなので今回作ってみました。
引用元:オエノン HPより
なお、注意点としてアルコール度数20°以上の蒸留酒で自分で飲むためのもの(販売してはいけない)でないといけないようです。
また、ぶどうで作った果実酒も法律違反となるようです。
【自家醸造】引用元:国税庁HPより
Q.消費者が自宅で梅酒を作ることに問題はありますか。
A.焼酎等に梅等を漬けて梅酒等を作る行為は、酒類と他の物品を混和し、その混和後のものが酒類であるため、新たに酒類を製造したものとみなされますが、消費者が自分で飲むために酒類(アルコール分20度以上のもので、かつ、酒税が課税済みのものに限ります。)に次の物品以外のものを混和する場合には、例外的に製造行為としないこととしています。
また、この規定は、消費者が自ら飲むための酒類についての規定であることから、この酒類を販売してはならないこととされています。
- 米、麦、あわ、とうもろこし、こうりゃん、きび、ひえ若しくはでん粉又はこれらのこうじ
- ぶどう(やまぶどうを含みます。)
- アミノ酸若しくはその塩類、ビタミン類、核酸分解物若しくはその塩類、有機酸若しくはその塩類、無機塩類、色素、香料又は酒類のかす
根拠法令等:
酒税法第7条、第43条第11項、同法施行令第50条、同法施行規則第13条第3項
必要なもの
材料は下記の通りでスーパーやホームセンターなどで揃うかと思います。
1.果実酒びん
サイズはいろいろありますが4Lがちょうどよいかと思います。
東洋佐々木ガラスさんのものは内ブタに注ぎ口がついており使いやすいです。
すくってグラスに入れなくてもそのままぶんのまま入れることができます。
2.イチゴ
主役ですね。だいたい3~4パックくらい必要になります。
結構、夢のある量なので子供が見たら興奮して鼻血が出ちゃいますね。
でも、きっと一人で食べたらおなか壊しますねw
3.ホワイトリッカー
お酒がないと始まりませんね。アルコールが35°くらいある非常に強い焼酎です。
ドン・キホーテとかお酒が大量に売っているところで買えますね。。。
量は1,800mlです。
4.氷砂糖
あまり買う機会はないと思いますが、これもスーパーで普通に売っているかと思います。
量は200~300g程度使用します。氷砂糖を使うのはゆっくり時間をかけて溶かすためですね。
作り方
①.キッチンペーパーなどにホワイトリッカーを染み込ませ、果実酒びんを拭き消毒します。
この時に手にケガをしている場合は手袋をしたほうがよいです。アルコール度数が高いので傷口に入るとかなり痛いです。
煮沸消毒する方法もありますが、普通は耐熱容器ではないのでやめましょう。
②.イチゴのヘタをとり、きれいに洗います。アルコール度数が下がらないように水分を拭き取ります。
③.果実酒びんにイチゴと氷砂糖を入れていきます。
あとで分離すると思いますが、なるべく均等になるようにイチゴと氷砂糖を交互に入れたほうがよいかも知れません。
④.ホワイトリッカーを注ぎます。
⑤.あとは冷暗所に1か月以上置けばOKです。
氷砂糖が溶けている部分と果汁が溶けている部分で分離するので必要に応じてたまにかき混ぜましょう。
イチゴの場合は実がバラバラになって濁らないように2か月ほどで取り出します。
因みに上の写真は氷砂糖を1kg入れています。入れ過ぎですね。。。笑
【冷暗所】
冷暗所とはガスコンロや冷蔵庫などの排熱が来ない、温度が低く直射日光が当たらないところを言います。
イメージは床下収納でしょうか。
うちには床下収納なんてないよって方は冷蔵庫を思い浮かべるかと思いますが、果実酒は温度変化が少ないと熟成が進まないのでよろしくないようです。
直射日光が当たらなければ室内のどこでもよいようです。
イチゴ酒ではなく梅酒ですが、保管場所違いで2年放置し、味、匂いと見た目を比べられた方がいらっしゃいますので参考にリンクを貼り付けます。
かなり梅酒について研究されているようです。
まとめ
作り方はとても簡単でしたね。
果実酒を毎年なにを作るか考えるのも楽しいです。イベントが一つ増えますね!
春の晩酌用にイチゴ酒は如何でしょうか。