ぼく、何をやっても三日坊主になってしまうんですよ。
自分でもポンコツ加減に嫌気がさしています。
人間の行動のほとんどは無意識が占めていると言われているよ。
習慣化を行って人生をより良くしていこう。
本記事では「無意識」に関する知見についてお話ししたいと思います。
本記事では人間の行動のほとんどが無意識で占めていることを学び、解決策について考えていきます。
Keywords|無意識、感覚系の総帯域幅、習慣化、継続力
無意識
現代では、ヒトの脳内の血流動態反応を視覚化する技術としてfMRI(functional Magnetic Resonance Imaging)が開発され、「無意識」について研究されるようになりました。
その結果として、現代の脳科学の世界では人間の行動はほとんどは無意識が決定していると言われています。
ヒトの脳は意識的活動が5%で、無意識的活動が95%と言われているね。
ここで、ドイツのハイデルベルク大学生理学研究所のマンフレート・ツィメルマン(Manfred Zimmermam)は面白い実験をしています。
感覚系の総帯域幅 (bit/sec) | 意識の帯域幅 (bit/sec) | |
---|---|---|
視覚 | 10,000,000 | 40 |
聴覚 | 100,000 | 30 |
触覚 | 1,000,000 | 5 |
味覚 | 1,000 | 1 |
嗅覚 | 100,000 | 1 |
五感合計 | 11,201,000 | 77 |
ここで、「感覚系の総帯域幅」が「無意識の総帯域幅」に相当しますが、この実験では意識の受け取っている情報量は無意識の情報量の0.0068%に過ぎないことが分かります。
やはり、無意識が支配的なのですね。
習慣化
ヒトの脳は「出来るだけ余計なエネルギーを使わないこと」を基本として進化しており、無意識が占める割合が多いことは自然な流れです。
そのため、無理に意識的に行動しようとすると失敗します。解決策として「出来るだけ余計なエネルギーを使わない」というところは守りつつ、行動を改善していく必要があります。
その手法の一つが「習慣化」と言うものです。
習慣化には、あらかじめ各行動に対する次の行動を決めておく方法が効果的です。
簡単な例を挙げると、下記の通りです。
- 朝起きたら、歯磨きする
- 朝ごはんを食べたら、勉強をする
- 家に帰ったら、手洗い・うがいをする
- 本業の仕事が終わったら、創作活動をする
これにより、都度、脳にエネルギーを使わせないように(苦痛を伴わずに)行動に移すことができます。
段々と無意識による行動を改善できれば人生はより良くなり、結果として「継続力」も身についていきます。
毎回苦痛に感じたら、長続きしないのも当然だね。
まとめ
最後に本記事の内容をまとめておしまいとしたいと思います。
- ヒトの脳は意識的活動が5%で、無意識的活動が95%と言われている。
- 無意識の部分で行動を改善していくことが重要。そのためには「習慣化」が有効。